22才との…お別れ

mamesan

2015年12月16日 08:01

当たり前だけれど
こんな私にも
22才の時があった
今よりずっと生意気で傲慢で
でも純粋で
私なりに輝いてたと思っている

そんな…
なんでも楽しかった22才のバースデーに
真っ赤な木の箱に入った
この奇妙な人形を友人にプレゼントされた


お世辞にも可愛いとは言えない
ザンバラ頭はまるで恋に狂った八百屋お七
特にフェチではないけど
人形やぬいぐるみは
魂が宿っているようで
どうにも捨てられない
毎年全部洗濯して飾っておく
でもね
彼女はもう限界
着物は色が剥げ落ち
足もとうとうもげちゃった
いよいよお別れだね
年明けに神社に納めようと思う
なんだか22才の自分と別れる気分

暖かい冬に戸惑いつつも
秋はもうすぐ終わる

隣の敷地の満天星
ツツジは
まだ真っ赤に染まって

我が家の庭の楓は
なんとか紅葉らしきものを見せた後
枯れ色に変貌中

風邪でダウンの後の私
元気だして
2015年最後の半月を
締めくくらねば

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