久々に文字の世界に夢中です
久々の取材も、コツを思い出し
ちょっと余裕が出てきたよう…
それでも
初めての出会いに緊張し
時間の経過で
徐々に心が和らいでいくのが嬉しい
合間に
ろくろに向かったり
窯焚きもしたりと
余裕が出てきた感じ
久々に本など読んでみる気にもなった
選んだのは
地元の作家の
「藤枝静男」さん
以前から気になっていた
「空気頭」を読んでみることに
毎年応募している、浜松市民文芸の選者にもなっていたようで
昔はハイレベルだったのだね
と思う
医者であった彼が書くものは、きっと堅苦しいに違いないと
勝手に思っていた
ところがぜんぜん違ってた
空気頭の前に読んだ
「田神有楽」
なんてシュール!
なんて土着の匂いがする文章なの!
奇想天外さに呆れるほどだ
久々に面白い小説で一気に読みすすむ
「空気頭」は全く違う風体
ある種の私小説
家族を自分を冷静に見つめる文章
地元作家だからなじみの場所も出てくる
まだ途中だけど次が読みたくてたまらない
注文のカップ40個も成形があと少し
一部は試しに本焼きしてみた
民芸調でもちょっとポップな感じにしてみたけど
どうかしら
一緒に焼いたへんてこ花器は
やっぱり私らしいね
取材も後半にかかり
もうすぐ
思い切り本が読める
安心してろくろに向かい
一挙にオーダー品の完成をめざせる
あと少し
頑張りましょ
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