濃い出会い…ふたつ
「悪いことをするとおまわりさんにつかまるよ!」
「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるよ!」
もっとひどくなると…
「地獄に落ちるよ!」などと言っても
今の子供たちには通じないよね
と思っていたら
今大ブームの本が
「絵本 地獄」だという
(アマゾンサイトより)
興味が湧いて、早速アマゾンで購入
昔見たことのある画面
「何度も見たい」などとは
露ほどにも思えない残酷な場面の数々
なのに
子供たちは「何度も見たい!」と言うのだそうだ
なんで?
そこで改めて
罪を犯した人が、それぞれ送り込まれる地獄の図をじっくり見た
やっぱりわからない
だけど
罪によって落とされる地獄の世界は圧巻
一番は「無間(むげん)地獄」
罪の深さのために、何度も生き返っては苦しみを味わうという
終わりのない苦しみだ
怖さを教えてる?
命の尊さを教えてる?
そんな絵本を観た後は
まさしく「生き地獄」のような人生を送っている人の映画を観た
それは映画
「ニッポンの嘘」
報道写真家 福島菊次郎を追ったドキュメンタリー映画だ
(シネマい~らにて)
90歳という高齢とは思えない精力的な仕事ぶり
そしてその生き様は強い信念に支えられ、強靭な精神の持ち主
圧倒された…息を呑んだ
どんな圧力にも屈せず、前に進む姿に恐れさえ感じたほど
自分がひどく小さく思える
弱さや甘さに覆われた自分が恥ずかしくなる
生きるも地獄、死ぬも地獄というけれど
生を受けたからには、
逃げないで
「生きてる実感」を覚えて進まなきゃ
今日は久々にいい映画に出会った…濃い内容だったけど、見終わった後に残る爽快感
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