先日
ある方から
先生と呼ばれた

こう呼ばれたのは学生時代に家庭教師をして以来だ
2年前の作品展で知り合った篆刻家のIさんは、篆刻の教室をされていて
その教室の作品展が年に1回開かれる

今年は11月4日~9日、クリエート浜松3Fで行われ、現在その真最中だ

今年は私が手掛けた陶印が展示されると聞き、一昨日出かけてきた
Iさんと知り合って、もう60個ほどの陶印を手掛けただろうか…

展示は、陶印現物と印影が押されたものが飾られる

何故石でなく土を焼いた陶印を使うのか?と聞くと
温かみのあって味のある文字になるとのこと
「先生に会えて光栄です」
…の言葉に穴があったら入りたくなってしまった
出会いの妙で
こうした世界に関わることになりつくづく不思議だと思う
出会いと言えば
数十年ぶりに出会った人がいる
母方の実家の伯母で、今年なんと
100歳になりそのお祝で
息子も嫁も先立ち、実家をひとり守っているというのにびっくり

しゃきしゃきとした元気な伯母ではなく、無口な控えめな、いつも静かな笑みを浮かべる人だったからだ
心に強いものを秘めているのだろうね
一人暮らしの100歳なんて滅多にいるもんじゃない

会えばすっと私の名が出る
ひとりで歩いて各テーブルをまわる
生き方が違うのかな?
すごいよ
「群れず、慣れず、頼らず」
やっぱりこれかな