あしたのつづき

作品展で注文になった器
やっと
今朝の窯出しで一応の終焉を迎えた

パン型壁掛け花活け（作品展初日で売約済の出た器）

依頼者の名入ドーナツ

ウェルカムドーナツ（今から上絵で文字入れ予定）

そのほかドーナツ花器ばかり数点も終了

そんな中
我が家の窯は
もう「青息、吐息」
とうとう規定温度まで上がらなくなって
一応の限界温度に上がった後は
長く練らして
見えない窯の中を想像して
時間を計り、温度を徐々に落としていく…
窯開けの時は
もう神頼みしかありません

こんな状態なのに？
創作意欲満々の私は
なんなんでしょ

頭で描く器をノートに書いて
せっせせっせと作っている
…が
あまりにへんてこな形なので
家人に見つからぬよう
常にカバーを掛けて隠す日々
こっそり成形、こっそり化粧掛け、こっそり乾燥
そして今こっそり素焼き中
その後の仕上げは
当人もまったく見当もつかず
毎晩あれこれ悩む日々
でもね
「作りたいものを作る」
これってすっごく楽しい

5年前まで16年在籍してた会社は
開発部門で
日々新しい商品を生み出す苦しみを見てきた
その中には「ものづくりの楽しさ」もみてとれて
いつもうらやましく思ってきたのだ

スケールは小さいけど
「やだ、ものづくりって楽しいじゃん」
と思えるのは
なんだかう・ふ・ふ
何コレ？作りは
ひとつに限らず
今、どんどん増殖中

楽しくって仕方のない
のほほんな
今の私であります