Hello and Goodbye 思い出たち
台風が近づいて、昨日から雨模様
雨がひどくならない時間にお出かけの予定も
考えた末、延期することに…
昨日で、衣替えも終えたし、靴箱も布団類も冬仕様にチェンジ
ろくろはまだ入院中で陶芸出来ないし
一眼抱えて撮影散歩もままならず⤵⤵
うーん何しよう?
そこで、自分の部屋を徹底整理の日と決めて頑張った
共有の場所はキチンと整理するのに、自分しか見ない場所はぐちゃぐちゃ…だから大変❗
写真もあって、見いってしまい、作業は遅々として進まず、1日かかってやっとスッキリ⤴⤴
昔の自分、家族、友人、旅の時間に
Hello and Goodbye の繰り返し
きちんと再会し、そしてバッサリ捨ててく
そうしたひとこまを今日も…
9年前のこと
またもやひとりで京都へ向かった
この時期多い台風にこのときもドンピシャ❗
ここは京都駅から歩いて10分ほどの東寺
近いが故に行く機会がなかったお寺
目的の月一の朝市は、雨のため数店のみの寂しさ
骨董品が魅力だったのに…
ずぶ濡れで向かったそこは、想像を遥かに超える素晴らしさ
曼荼羅のように、多くの仏像が整然と立ち並ぶ様は感動もん、大きい仏像がぐいぐい迫ってきて声を失う
ここは智積院、この日の宿坊
三十三間堂のすぐ近くにある由緒あるお寺だ
専用の宿坊があって、なんとお酒もOKの寛容さ
夜は電車に乗って呑みに行って、帰りはほろ酔いで宿坊に帰った私
見知らぬ町でひとり呑み…なんということをしたんだろ(笑) 怖いもの知らずやねえ❗
ただひとつ朝のお勤めに参加が条件
6時からの読経に参加は辛かったけど、その後宿泊客のみの見学が魅力
若い尼僧の案内で、お庭や宝物殿をじっくり見られた
あの桜で有名な長谷川等伯の絵、桜図もほぼ独占状態なのだ❗すごーい
2日めは南禅寺近くのインクラインへ
(インクラインとは?
琵琶湖疏水の大津から宇治川に至る20.2キロの舟運ルートの途中、水路落差のある2カ所に敷設した傾斜鉄道。蹴上インクラインは延長581.8メートルで世界最長。)
あの人何してるの?と観光客の目を感じながら
かつて傾斜鉄道が走っていた線路に降りて歩く私
だあれも興味持たないけど、かつての時間を感じるのが好き
続いて
南禅寺はスルーして哲学の小径へ
歩いていると、前から大学の教授みたいな雰囲気の男性…本を片手に頭を下げて無言の挨拶
これぞ、哲学の小径というシーンだった
喉が乾いて見つけたカフェ
くろがねやという名の通り、鉄道ファンが喜びそうな模型が沢山
2階席からは哲学の小径がよく見えるから
桜の季節は目の前に桜の花が迫ってくるに違いない
ひとり旅は原則無言で、心の中でしか喋らない
このカフェでオーナー夫妻とやっとお喋り
心がほどけていく感じ…今でもこの感覚が甦る
旅は何度も楽しめる
こうして10年近くたっても…ね
物は無くなっても、心の中に一杯思い出
だから
物に固執しない、出会いを大事に
これからも生きていく
はあーっ、旅の話は尽きなくて
今日ももうすぐ終わる…
明日も頑張るよ❗
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