命のバトン

mamesan

2019年01月19日 16:34

喪中の今
今月中頃より、寒中見舞が続いて届く
皆丁寧ねえと感心する
一様に長いコメントが添えられ
自分の近況と、私への応援の言葉

中学時代の同級生のふたり
ひとりは北海道、ひとりは九州で暮らす
もうひとりは、独身時代の同僚
いずれもあたたかい気持ちにさせてくれた
療養中の身には有りがたく元気を貰う

ずっと会っていない私を思って書いてくれた
その気持ちが嬉しい
逆の立場になったら私も精一杯の言葉を届けようと思う

ひとりの友人が
書いた言葉の中にあった「命のバトン」

あっという間に去っていった友人の死に
人間の命は有限なのだと心にストンと落ちたと…
そして
息子さんに赤ちゃんが生まれ、その子の顔を見たとき思ったという
ああ、これで私の命のバトンはこの子に渡ったと…

私にも似た経験
息子の3番目の赤ちゃんを見たとき
ああ、もうこれで安心、これで私は思い残すことないなあ…と
その時はなぜそう思えたのか分からなかったけど
年齢のせい?私には珍しい思いに戸惑っていた
そうなのね
こうして命のバトンを繋いでいく
それこそ、私もストンと落ちた思い

まだまだ人生は続くけど
命のバトンを繋げたのは幸せなこと

未熟なままの私も人生の先輩の仲間に入れたかな?


青い空とたなびく雲
手前には緑の絨毯と寒椿の紅色
行動半径が限られた今
私が毎日目にする風景はこれ

感受性が鈍らぬよう気をつけて
復活を目指そう
私の命の砂時計はまだまだ飛沫をあげて
頑張っているから…ね❗

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