きらきら光る
冬晴れの昨日
久々に浜名湖の湖岸を車で巡った
学生時代は
夜中じゅう歩いて湖岸を一周するという無茶なイベントに参加
就職してからは
免許取り立ての同期の仲間と何台もの車を連ねてのドライブ
私はどういう訳か
免許を取る気がさらさらなくて
お気楽に同乗させてもらうだけ
楽しかったね
あの頃
何も怖くないのに
やけに純粋で
泣いたり笑ったり
その仲間のひとりの実家は湖岸にあり
若くして亡くなった彼女のお墓も近くにある
こんな素敵な風景を
みかんの木の山の上で彼女はずっとみつめてる
外は強い風が吹いているのに
車の車窓から見える湖面は穏やか
小春日和のごとき風景
きらきらと光る波間に吸い寄せられそう
私…ね
こんなに幸せだよって
彼女に言いたくなる
今日本屋の絵本コーナーで不思議な本を見つけた
「悲しい本 Sad Book」
失った人に対する悲しみをひたすら描く
これって大人向けの本だよね
どうしてこんな本に出会ったのかな?
私…去っていった人を忘れてる?
だから…誰か
「思い出して!」って言ってる?
クリスマスの今日は
粉雪も舞って
ちょっとばかり感傷的になっているようです
まあ…ね、こんな日も
おちゃらけな日も
どっちもある私です
関連記事