あしたのつづき

長い付き合いの幼なじみ

今日は彼女の誕生日
初めてお祝いのメールを送った

同じ町に生まれ
同じ幼稚園、小学校、中学校、高校に通った
なのにあまり親しくはなかった
勉強が出来て、スポーツも堪能、明るく活発で
私とは違う世界にいると、自ら離れていたようだ
彼女がいつも日向にいるようで、まぶしかった
勝手な思い込みだったのかな
スポーツ音痴ゆえのひがみもあったのかな

それが、随分大人になって、偶然浜松駅で再会
大人になったからこそ
気さくに話せたし、繋がることを望んだ
ひがみは消え、同等になれた気がした

その彼女と遠く離れる日が来るかも…の今
会いに行きたいけれど、それはダメと思う自分
どうしてダメなのか納得できず
このままでいいのかと迷う

今日が誕生日っていつか聞いたから
せめて文字を送りたいと思った

何か出来ないか…何も見つからない
悶々として、いきなり在庫ストックの器の整理、処分をスタート
部屋中に溢れる器たち、足の踏み場もなく、混沌のなか
水を含んだばかりの大きな観葉植物の鉢を、誤って倒す私
土と水がこぼれ、床に広がる
ああ、私はなにをしてるのか❗

落ち着こう
ただ見守ること、自分の日常を大切に生きること
騒がず、彼女の生きざまを応援しよう

明日から4月、山笑う、花も木も笑う、海も笑う
だから…私も笑って過ごしたい