今年は東北震災から10年とあって
例年に増して震災関連の番組が多い
自然の脅威、原発事故と最悪のあの3,11から
もう10年
震災の前日
アルツハイマーを患って
グループホームで暮らしていた母が逝った
親子だからこその軋轢があった
同姓としての厳しい目で母を見ていた
冷たい娘に罰だろうか?
その知らせを聞いたのは、名古屋に出張に行っていたとき
名古屋大学の講堂に、私はいた
ああ、これは罰だと…駅に向かいながら、涙があふれた
嗚咽しながら人の間を夢中で歩いた
その日のことを忘れられない
当時は個人的な悲しみに浸ってはいけない雰囲気
感情を吐露したブログに、見知らぬ人から
今はそんな時期ではないだろうと厳しいコメントもあった
肉親の死より、震災で亡くなった人を思わねばならないと
この日が来る度
本当にそうなのかと考える
理不尽な死で胸が張り裂けそうな震災の被害者
あなたたちのことは決して忘れない
でも母のことも偲んでいいでしょうか?
一緒に旅行に行きたいと言ってたのに
避けてばかりだった自分のこと
悔やんでもいいでしょうか?
色々思うこと多かったこの頃
庭の花壇にはこの花が咲き始めた
これは紫花菜、ムラサキハナナ
別名は諸葛菜
諸葛孔明が広げたと言われる花
花言葉は「癒し」だそう
今の心境にピッタリの花
癒されて…元気だそうね