あしたのつづき

今夜はクリスマスイブ
ツリーもチキンもないけれど
せめても…と、私だけのホールケーキを用意

連れ合いさんは甘いもの食べなくて…
でも、ショートケーキじゃ特別感ないんで
ミニミニサイズのホールケーキを昨年から用意するようになった
昨年は、お好み焼きカフェのカモノハシさんのケーキ
無理言って米粉のケーキを作って頂いた
今年は、カフェmerciさんに予約した



お店で頂くふわふわのイチゴケーキが美味しくて
期待大だったけど、想像以上に美味しい❗
たったひとりできっと大変だったろうな

ホールケーキと言っても、直径12センチの可愛いもの
でも、ひとりで食べる⁉って意外に思うひといるんだろうな
実は、小さいときもひとりで毎年ホールケーキを食べていた

私の実家は箱屋さん
色々な箱を作っていた
毎年この時期は、クリスマスケーキや新年の菓子の箱作りに終われてた、毎晩従業員も一緒に夜なべ仕事
クリスマス気分はどこにもなく、私はひとりで布団に入って機械の音を聞きながら眠る日々
でも、起きると枕元には決まってクリスマスのホールケーキ
ひとり一つずつの豪華さ
それは、多分納品先のノルマに協力したのだろう
忙しさに申し訳ないと言う、両親の気持ちもあったのかな？

ひとりで食べるホールケーキは
やっぱりさみしかった
ひとつのケーキを切り分けて、家族で一緒に
それが普通だものね
子供の私は黙って食べていたけれど

今の私は、十分大人だから、美味しいものが食べられて素直に満足

最近の私
日々少しずつ、細切れの大掃除
時折癒してくれる存在は？


窓から見える満天星ツツジ
やっと色づきはじめたの
はあーっとため息の美しさ

クリスマスプレゼントの熊くん
可愛すぎないからいいね
こんなものも大掃除を応援してくれる

淡々と日々は過ぎ
淡々とイブの夜も過ぎていく
淡々と…がきっと幸せ