今や、常連さんに顔を連ねてる私が通う
上島の
珈琲紅茶専門店Sceneさん
広いカウンターの片隅にひとりちょこんと座り
マスターの珈琲を淹れる様を見つつ
いろいろな話をしながら
好きな珈琲を味わいのが好きだ

ミルクだけは足していた珈琲を、ストレートで頂くようになったのも
ここの珈琲の美味しさを知ったから
きっかけは
城北から萩丘に引っ越してから
目に止まったひとつの広告(びぶれかショッパー?)
それは
3周年記念になるお店のお得情報

近いみたいだから行ってみようか…と友人と入ってみたのがSceneさん
出迎えてくれた女性が
「あら、来てくれたの」と言う

彼女は中学高校と同級生
中学は隣のクラスだったけど、6年間を通して殆ど話を交わしたことはなかった

偶然がきっかけで、それからちょくちょくひとりで通うことに
嬉しいことがあったとき
悔しいことがあったとき
辛いことがあったとき
ひどく消耗したとき
そういう時は決まってここへ行ってお喋りを聞いてもらった
拙い器ができたときも
かならず持参して見てみらったりも
厳しい目をもつマスターは
決してお世辞でも「いいね」と言うことはなく
内心がっかりしたものだ
5年前
二人展の場所を探していたとき
奥様で友人の「ここでやってね」の言葉
嬉しかったが、「マスターはホントはどう思ってる?渋々なの?」と疑ったりも

そんなこんなで
現在3回目の二人展の
「みなつきのうつわ展2015」を開催中って訳
厳しさもあり温かさもあり
さほど腕のない素人同然の私を、気長に見守ってくれているオーナーご夫婦
2年に1回のお披露目の機会を与えてくれてることに大感謝
作品展もやっと…6日が過ぎ
予想外の来場者と、多くの器の旅立ち

これは昨日旅立って行った器たち
昨日の朝は
2年前の作品展で知り合った篆刻家Iさんの訪問

私がお手伝いした陶印が雑誌に載ったよと…
集いの場Sceneというように
まさに、いろいろな方が集まるこの場所で
私も
多くの縁をおすそ分けいただいている
