出会える喜び…久々の映画
コロナの嵐がすこーし収まって?
びくびくしながらも、少しずつ日常へ
マスクは手放せないけれど
早く何も考えずに生活できるといいね
昨日はエイっと映画を観に行った
市民劇場として奮闘しているシネマいーらへ
苦境の訴えのクラウドファンディングに
寄付をしたら1枚の無料チケットが届いた
貴重な1枚を有効に使いたいと
友人の薦めるこのドキュメンタリー映画を
「精神ゼロ」
生活保護指定医でもある精神科医師が、80代で突然「引退」することになり、それによる患者の戸惑う姿、引退後の彼の背負う厳しい現実、寄りそうと決めたいとおしい世界を描く
彼のモットーは「共生」
「病気ではなく人を看る」「本人の話に耳を傾ける」「人薬(ひとぐすり)」と、患者にとことん寄り添い、その意志を尊重し、ベストな道を模索する
様々な生きにくさを抱えた人々が、孤独を感じることなく地域で暮らしていける方法を長年探し続けて
てもいた
彼を慕い「生命線」のようにして生きてきた患者たちの姿や声は、彼の懐の深さ、偉大さを窺わせた
引退した彼を待っていたのは妻と2人の新しい生活
変わりゆく妻の姿を認め、きちんと向かい合う
それは、患者に対する「共生」と同じだ
信念の人、尊敬する生きざまに、観て良かったと心から思えた
久々の映画はこんな感じ
映画も音楽も演劇も演芸も文学も…人間に必要なシンクタンク、元気や癒しや潤いや喜びを与えてくれる
生きて行くことの意味を問い直す機会にもなる
やっぱ大事よ❗
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