器と版画 ふたつの世界にため息の時間
2年に一度
気賀の
かくれ家「鳥の子」さんで開かれる
林和一さんの個展
とても楽しみにしていて、欠かさず観に行ってる
今年は、仲良しの陶芸仲間2人と連れだって行ってきた
一昨日のことだ
林さんは細江町気賀の作家さん
なんと陶芸と版画両方を手掛ける方だ
そのパワーに毎回驚かされ
その作品の完成度の高さ、大きな魅力にはまっている
はじめて出会ったのは鳥の子さん
そのカップに一気にやられ
やがて、強引に工房まで押しかけることに
しかも
その後数度に渡り、自作の器を持参し教えを乞うという図々しさ
当時はただただ一生懸命で
それがどんなに迷惑だったのか気づかなかった
今では恥ずかしい思い出だ
今回作品を画像におさめることはできなかったが
カウンターで出されたカップも新作で私好み
象嵌三島という手法で、ごつごつ感と荒削りな装飾、大胆なフォルム
素敵この上ない
同行した陶芸仲間は、一人が織部好き、一人が染付好き
それぞれピンポイントにはまる作品たちに
我を忘れるはしゃぎぶり
寡黙な作家さんもさぞかし面食らったことだろう
同じく陶芸をする仲間とは、器のこととなると話が尽きず
これが本当に楽しい
かくれ家「鳥の子」さんはまた来たい場所であり
林さんの2年後の個展が今から待ち遠しい
その時はまた好きな秋明菊とも会えるに違いない
関連記事