里山茶摘みイベント…山の幸を楽しむ

mamesan

2014年04月28日 08:53

なんでも一度は体験したい
…ややミーハーな私

晴天に恵まれた1昨日は
「趣味の農業 お茶摘みイベント」に参加
場所は磐田市大平、旧豊岡村の山間の小さな里山
高齢者が多いというが、地域で協力して頑張る人たちの住むところだ
自然栽培で無農薬でお茶を栽培
毎年この時期たくさんの人が集まるイベントは
なんともう18回目を迎えるとか…
この日は、静かなこの地域になんと80数名の人が集まった



特に役割は決めず、それぞれがそれぞれの判断で動いていく
手始めは薪用の木を小さく切っていく作業

当主で主催者の鈴木さんは、所属するNPO「雲を耕す会」の監査役も務めている方
腰が低く、穏やかで、地域のために力を注ぐ熱意の人だ

まずは近くの山に山菜や竹の子を採りに向かう

なんと温かい気もちにさせる風景だろう



急な斜面にはいっぱいのワラビが
あまりに夢中になりすぎて、私は足を滑らせ、頭から後ろへスッテンコロリ
なんと見事に1回転したものの、周りに心配をかけ反省

腰につけたぼうらにいっぱいのワラビを採った後は、竹の子掘り


首にやや違和感を感じる私は、大事をとって見学することに
そして念願のお茶摘み体験


みずみずしい緑の、赤ちゃんみたいに柔らかい葉を一斉に摘んでいく
なんとも地味な作業だが、うぐいすの声を聴き、爽やかな風に吹かれての作業は楽しい
少し頂いて帰ったお茶の葉っぱは、天ぷらにして早速その夜の食卓へ

収穫の後は、山の幸を料理してのお楽しみ
山菜の天ぷら、竹の子の煮物、猪汁、焼き竹の子、つきたてもち、焼き豚、焼きしいたけ、ジンギスカンなどなど
お蕎麦は自家製そば粉で打った極上品

鈴木邸の広いお庭で、宴のひととき



自然のものを自然の中でいただく幸せ
知らない人とのつかのまの語り合い
こういう機会が少なくなったなと…
つくづく思う一日だった


関連記事