濃密な出会い…そして版画体験にはまる!!

mamesan

2013年05月29日 11:05

「人は出会うべくして出会う
そういう運命をもって生きている」

…そう感じることが多々ある
きっかけはこんなこと
「版画体験したいアメリカの友人がいるのだけど、だれか先生知りません?」の言葉

その時思い出したのが、カフェSceneさんで作品展を開催中の永田さん
なんとも洒落た感覚の版画で、一目で好きになった作品たち
たまたまカウンタで永田さんとご一緒し、恐る恐る頼んでみると
即「いいですよ」の返事

好奇心の強い私は、すぐさま同席をお願いし
昨日一日、アメリカから大学で勉強中で
日本のアート研究旅行で来日していたミシェルさんと共通の知人と3人で
版画体験させていただいた

永田さんの膨大な作品を見せていただきため息に包まれたあとは
版木のことなど版画に関する説明を受け、彫りの様子も見学
 
それからいよいよ刷りの体験
  
一枚の版画の刷りは何カットかに分けて行う
まず版木を湿らせ、色を乗せ、その色をなじませる作業
そして…ガイドにあわせて紙をセットし、大きなバレンで紙の上をこすっていく
その力加減で仕上りが随分と違ってくるのを実感
 
さすが大学で絵を勉強中のミシェルの覚えは早く手際がいい

この満足気な笑顔…周りの私たちもハッピーに

刷りの楽しさにはまり
何枚も何枚も、刷ることに夢中になって時間を忘れるほど
終わりにするのが寂しかった3人

私は一方で永田さんの蔵書に興味津々
好きな作家の大型本に夢中になって
思わずもてなし中の自分の立場を忘れてた
当然、無理を言って貸していただいてきた私

アメリカの画家「アンドリュー・ワイエス」の作品集

若い頃から大好きな、カラーメゾチントの新技法の先駆者「浜口陽三」の大型画本

頂いてきた版画もこんなにたくさん


版画体験に興奮し
永田ご夫妻の暖かいもてなしに感激し
ミシェルの明るくきさくな人柄に心温まり
通訳に奮闘してくれたTさんに感謝した一日


いやあ…作品展前の不安もかき消すGood dayになりました

いい出会いに感謝、感謝、感謝

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