静かな春の飛鳥路へ

mamesan

2012年04月17日 10:33

奈良明日香の里
まだ姫路に暮らしていた頃
勤めていた会社の慰安旅行で行ったきり
今思うと
慰安旅行にはふさわしくない旅だった気がするけれど
明日香の里をサイクリングで回った思い出がある

そんな場所へ久々に向かった昨日
少々天気が思わしくなく残念
でも
桜はほぼ満開で、歴史ある山里は静かな春の中にいた
私には少々似つかわしくない、大人の修学旅行
しかも苦手なバス旅行に参加

 
 
まずはここへ…
蘇我馬子の墓所では?の石舞台古墳
あたりは折しも桜の花で飾られ、静かなもの言わぬ石の声を聞きに…

中に入ってみると…
 
棺の入った石棺は見つからなかったそうで、もしかしたら地中深く今も眠っているのかも?

桜の花の向こうに見える石舞台


明日香をめぐるには
やはり徒歩か自転車だよねえ
飛鳥川のほとりを、のんびり散策
 
樹の下にみかんがいっぱい
これ、肥料になるのかな?

蘇我入鹿の首塚では、小学生の一群に遭遇
黄色いの菜の花と黄色い帽子の見事なマッチング


今は想像するだけの
かつての栄華きわめた明日香の里
戦いもあった、涙もあった、住民の苦しみもあった、華やかな世界もあった
その残像を静かに感じながらの散策

なんと1400年も前の時代の名残が
そこかしこにある
 
静かな散策は
深い時間の積み重なった大地の上を歩く
不思議なタイムスリップ感覚を伴うものだったよ

この続きはまた…
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