ひとり世界に埋没

mamesan

2011年12月10日 08:00

小さな頃からひとり遊びが大好きで
「どこかに連れてってあげる!」と母に言われても
「行きたくない!ひとりでお留守番がいい!」と言う…
そんなかわいげのない子供でした

だって
ひとりの世界に夢中になると
何も見えなくなる
楽しくって、楽しくってうきうきだったから
自分の部屋で飽きもせず
好き放題に本の世界に浸るのも好き


昨日はそんな昔に戻ったかも?

中央図書館で調べ物をした後
ふらりと寄った先は…本棚「コオロギ」さん

入り口のガラス戸を開けると
だあれもいない
奥の座敷も空いている
(いつも先客が居て、あがれなかった座敷)

珈琲を一杯運んでくれた店主さんは
静かに奥に消え
私ひとり

周りいっぱいの本棚を自由に眺め
一冊、一冊気ままに出しては読んで
積んでいく

脱いだジャンバーもカバンも床に散らかして
ぬくぬくカーペットにペタリと座って
まるで自分の部屋気分


こんなにいっぱいの本に囲まれて
いつも過ごせたら、どんなに幸せだろう?
本の合間にチョコンとヒツジさん
お休み中の「ひつじ日和」さんの名残がそこかしこに
気が付けば、閉まった本棚の中はひつじ関連の本が詰まってる

静かな静かなひとり世界

たまにここに来て
本に囲まれる幸せを感じようっと

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