あしたのつづき

随分前から行きたいなあ…と熱望していた場所
掛川の山あいにある、ご飯屋と陶芸工房「したたむ」さん

完全予約制で、何度も予約トライするも全く取れず⤵️⤵️
知恵を絞って、希望の日をいくつか上げてみた
すると…やっと取れた❗
半年ほど粘ってやっとです⤴️⤴️

探検女子３人で意気揚々と向かったのは昨日
あいにくの雨も期待が膨らんで…ね

掛川の山の中、細い山道を進んでいくと見えてきた古民家


太い梁と、開放的なワンルームの店内
石油ストーブと薪ストーブで温かいお出迎え

少しは離れた場所に駐車スペース
クローズからオープンになったのを確認後
坂道を少し登って到着

桜と山もみじ、シダ類や野生のスミレなど、雨に濡れてしっとりと
雨もいいじゃん‼️




中は、お洒落にリノベーションされていて
広々と、外の景色を観ながらの席が配置
想像を覆され、居心地のいい空間にうっとり


薪ストーブでは、焼けていく木のピチピチという声がする
ランチのコースはひとつでお任せ
３時間近くかけてゆっくり供される
レコード盤がかけられて、心がゆるゆる溶けていく感じ

ドリンクは自家製酵素ジュース黒糖梅を

最初の一品は出汁を、お店に優しいお味にふんわり

前菜は見事な盛り合わせ
旬の素材を生かす料理にひとつひとつじっくり味わう

鯖とじゃがいも、家庭では出せない深い味

手羽元と野菜は和風ポトフのよう
お肉ほろほろ、これまた優しいお味

鰤も凝縮したお味、野菜もいいの

なんとこれは焼きごま豆腐
不思議です
器は半端にカットした土でランダムな小皿に
奥さまの自由な陶作いいねえ
料理は旦那様、陶器作りは奥様で、お二人でお店の切り盛り

締めは、土鍋で炊いた桜えびと新生姜の炊き込みご飯
吸い物には独活(うど)が…

食後は、珈琲とデザート
ミルクプリンの上には小笠原味醂ソース
美味しかったあ～⤴️

３時間で食するなんて滅多にないこと
それぞれの料理を深く味わって、濃密な時間

帰る前には、陶芸工房の見学を
大きな窯が３つも…作業部屋も広い
まさしく陶芸家という感じ
いいなあ✨

居心地のいい空間を用意し、旬な素材を丁寧に料理し、ベストな自作器に盛って供す
それだけでなく、もてなしの心、気づかいを感じるオーナー夫妻
やはり、予約が難しいお店なのは当たり前ね

※ご飯屋と陶芸工房「したたむ」
掛川市初馬4394　0537ｰ25ｰ6263
　営業日は不定で都度サイトでお知らせ
　予約は一斉予約、予約日や予約方法もサイトでお知らせ

なんと、もう５月予約は一杯だそうで…

ちなみに
「したたむ」とは、古い言葉で、整える、食事をする意
呼吸を、身体を、心を整える、そんな場所になるよう願いを込めて

だそうです。私も整いました❗