やはり…私は
生粋の?雨女だろうか
前日も翌日も小春日和の天気なのに
京都の旅当日だけは、なんと小雨模様

せめて土砂降りではなく
歩いても気にならない程度だったのは幸いか
昨日は年2回の大人の修学旅行で
京都西山のかくれ寺を巡る日
京都は今年3回目で縁がある
向かったのは白州正子が愛した西行ゆかりの地
そして同じく歌人として有名な在原業平ゆかりの寺を
最初に着いたのは夏にも訪れた
松花堂庭園
ここの食事処で贅沢ランチ

吉兆の松花堂弁当を頂いた(松花堂昭乗ゆかりのお弁当)

私にとっては高価なディナー並みの値段だけれど
ここ吉兆では一番手頃なメニューだとか

お庭は夏に巡ったので撮影はせず
最初の目的地は、花の寺
「勝持寺」
西行がわずか24歳で出家したお寺とか

西行桜も3代目というが、この季節で残念ながら楽しむものはない
でも、春の姿を想像して、西行の放浪の人生を想うことはできたかな
次に歩いて向かったのは
藤原氏が奈良からこの地に来て
春日大社を偲んで建てたという
大原野神社

あちこちに鹿の姿が見えるのが珍しい

鹿の視点から参拝客を見てみるとこんな感じ

ここは綺麗で可愛い神社…紅葉もここだけはなんとか愛でるにふさわしい

この池も猿沢の池を模したとか
こちらの紅葉に出会えて消化不良が少し改善
今年は天候不順でどこも振るわないらしい

来年を期待しよう
次は同じく歌人の在原業平終焉の寺
別名なりひら寺と言われる
十輪寺だ

恋多き業平が楽しんだという塩焼きの風流
その塩竈跡も境内に残っている
大原野神社を詣でる想い人に
サインとして立ち上がる煙を送ったとか
ここにはJR東海CM、
2014年春「そうだ、京都にいこう」の桜の木の立つ庭園がある
三方普感の庭と言って
観る場所を変えて様々な想いを体験できるという

春にはこの桜を観にくるため、小さい山寺は沢山の人で溢れるとか
滅多に足を踏みれない場所に
長い歴史と、古人の想いが横たわっている

京都はまだまだ観るべき場所が沢山あって
これからが楽しみだ
