下手の横好き…
土遊びに興じていたのが
いつのまにか
生意気にも「風萩工房」(2011.6~)と名前をつけ
人様に自分の器を披露したり、注文を受けたりするようになりました
家の庭に建てた工房で同居人共々
ろくろ相手にのんびりと頑張っています

   

白州正子が愛した十一面観音に会いに

少し秋の陽が弱まった時間
のどかな里山風景の中にぽつんと建つ観音寺へ

春には一面の菜の花が迎えてくれるというキラキラ
その頃にも来てみたいもの
バスを降り、畦道をお寺に向かう参加者の姿
白州正子が愛した十一面観音に会いに
白州正子が愛した十一面観音に会いに
白州正子が愛した十一面観音に会いに
白州正子が愛した十一面観音に会いに
なだらかにくねった道の先に小さく歩く姿
何だかとってもいいニコニコ

静かなお堂は、とても国宝を有するお寺とは思えないほど小さく、無防備なほどあっさりとした造り
白州正子が愛した十一面観音に会いに
住職は平服の上に帷子をかけての出迎え
襟元にはシャツが、足元にはズボンが見え隠れびっくり
気取りのない村のお寺さんというイメージだキャー

この観音寺、京都の南の京田辺市にある
なんと1300年前、天平時代の創建というから驚くびっくり
長い歴史の中で火事などで建物は焼失し、今では往時を忍ぶものは殆どないとか…。
元々は普賢寺というのだそうだが、本尊の十一面観世音菩薩観音を今に残しているのは素晴らしい上昇
一同を前に
住職の「今からご開帳します」の声に息を呑むびっくり
感動の対面だキラキラ
手を伸ばせば触れられる近さで、厨子の中の観音様と対峙する
白州正子が愛した十一面観音に会いに
白州正子が愛した十一面観音に会いに
なんという美しさだろうラブ
艶やかで、気品があり慈愛に満ちたお姿に、心打たれる

十一面観音フェチの私は
これまでも琵琶湖周辺や若狭まで会いに出掛けたこともある
そのどのお姿にも感動させられてきた
南山城のかくれ里には、観音寺以外にも白州正子が愛した十一面観音が沢山あるようだ
有名観光地ではない山里に眠る観音を求め、歩く正子の心境に思いを馳せる
心が柔らかく優しくなった気がしたちょき

ちなみに
十一面観音に魅せられたきっかけは
20代前半で読んだ井上靖の小説「星と祭」だ


さて、あと幾体の観音様に…私は会えるのだろうね
いつかまた、どこかで静かに鎮座する観音様に会いに行きたいと思うぐー



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    水無月を花で彩る
    水無月を花で彩る(2025-06-14 12:27)

    この記事へのコメント
    日頃の忙しさ、煩わしさ、疲れなど吹っ飛ばすような爽やかな土地ですね。
    きっと気持ちもすっきりした事でしょう。羨ましい限りです。
    観音様は心癒されますね。見事なお顔です。
    白洲次郎・正子の旧家が町田の鶴川に一般公開されていますので、
    過去に何回か尋ねました。農業もやっていたので、今でも当時の農耕器具
    が物置に置かれていました。次郎の外交センスと正子の愛でるセンス…。
    爪の垢でも煎じて飲みたいです。 風邪は万病の元、気をつけられてお過ごしください。素晴しいブログに接し、有難く思います。
    Posted by 座正 at 2014年12月01日 17:38
    座正さん
    雰囲気伝わったでしょうか?
    のどかな、いい景色の中、貴重な対面を果たしました!
    今日からぐんと寒くなりました。
    お互い健康に留意して、元気に今年を締め括りましょう。
    Posted by mamesanmamesan at 2014年12月02日 08:36
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