旅に出ると見るものすべてが新鮮

そこで、必然とカメラを向けるものも多い
たった一日の旅でも
語るべき記事が満載になっちゃう
「ならまち」は、江戸時代末から明治にかけての格子のある町屋風景が残る場所
狭い小路を歩けば、歴史ある建物や寺院が静かにひょいとその姿を現す

まずは、世界遺産でもある
元興寺を興味深く見学
その後はならまちをそぞろ歩く

ここは絶対はずせない!
「吉田蚊帳」さん

創業より800年という、とてつもない時間を刻み続ける
「菊岡漢方薬」さん

160年の老舗
「砂糖傳 増尾商店」さん

格子の家を体験できる
「ならまち格子の家」
なぜか「自分の本来戻る場所」のようにほっとするたたずまい

散策の終わりは
猿沢の池から
興福寺へ
大人の修学旅行はポイントを絞るので
ポイント以外の場所は欲張らず次の場所へ

また次の機会に会いましょう、阿修羅像様
向かったのは
奈良の苔寺と言われる
「秋篠寺」
かの秋篠宮ゆかりの寺と一時大人気だったとか…
今では静かな境内を苔が美しく覆っている
本堂の中の仏像がそれは素晴らしい

ガラスケースなどなく、まじかで手が触れられそうに近くで見られる仏さまに感動し声も出ない

中でも
火事で仏頭だけが残り、体だけが後に作られたという
伎芸天
お顔は天平時代のままだというからすごい
下から見上げるとわずかに微笑んでいるかのような口元
腰をちょっと傾け女性のような体のライン
余りに魅力的で
ぐっときてしまった
アクセスの利便性もあって京都ばかりに目がいくけれど
奈良は本当にいい
見るべきものがいっぱい眠っているもの
次回はひとりで?そぞろ歩いてみたい