下手の横好き…
土遊びに興じていたのが
いつのまにか
生意気にも「風萩工房」(2011.6~)と名前をつけ
人様に自分の器を披露したり、注文を受けたりするようになりました
家の庭に建てた工房で同居人共々
ろくろ相手にのんびりと頑張っています

   

陶工 河合寛次郎を想う日

「なぜだか器に惹かれる」
ただそれだけのことで
知らない人でもぐっとその距離が縮まるびっくり

ましてや自ら器を作っているとなると
話が尽きないニコニコ
たとえ全く作風がちがっていてもだぐー

今日はそんな陶芸仲間(陶あそびさん桃の花さん)と出会い
濃密な時間を過ごしたラブ
その中で出たひとりの陶芸家…河合寛次郎
自らを陶芸家でなく「陶工」と称した人だ
陶工 河合寛次郎を想う日
忘れかけた感動が
ぐんと戻ってくる感じに襲われた私キラキラ

出会ったのは20才のとき
ツアコンの研修で岡山の大原美術館を訪れた際に
彼の作品と彼の本を目にして衝撃を受けたのだびっくり
迷いなく買ったその本は大事に大事にしている
ただその時は
まさか自分が器を作るなどとは思っていなかった!?

7年前、彼の記念館河合寛次郎記念館を京都に訪ね
こんなことを自身のサイトに記した下

  彼はその生涯を通じいつも子供のように感動する心を失わず、
  ありとあらゆる物と事の中から喜びを見いだし、そして
  何よりも人と人生をこよなく愛し大切にしたひと
  (私は小説家の室生犀星に似ている気がしました)
  激しい表現の作品も多いですが、
  その中に静けさを潜ませて、安らぎを感じさせてくれます。


その時の様子はこちらのページ

彼の著書の中の言葉
哲学的で、静かなのに激しくて、心を打つびっくり
一部だけど…

  焼くのが仕事 焼いて固める

  火の仕事

  手に持てる火
  
  土の中にかくれた火

  姿を変えている火

  つめたい火の玉

  手の中の火の玉

      ー陶器


彼の書斎で座っている私の姿も…キャー
陶工 河合寛次郎を想う日

この頃、まだなんにもできなかったけど
器に対する素直な想いは強かった
…とそう思う

取材などでわたわたの日が続いているけど
今日はすっきり満足の一日ちょき



  • 同じカテゴリー(出会い)の記事

    この記事へのコメント
    楽しくて充実の時間でしたね。

    あのブロンズはうさぎ? あれが河合寛治朗さくひんだったとは・・・

    民藝の外 飛び越してる感じがして もっと知りたくなりました。
    Posted by 陶あそび陶あそび at 2013年01月18日 23:12
    陶あそびさん

    昔の熱い想いを思い出させてくれました。

    京都の記念館はまだ未体験?
    ここ必見です!清水寺のある五条にあります。
    あと京都大山崎山荘や、東京の民芸館でも彼の作品見られます。

    うさぎ?ブロンズではなく陶器だけど、そうも見えるね。

    私の持ってる本はかなり昔でモノクロ画像だけど
    今度お貸ししますね。

    次はSさん講師の講習一緒に受けましょう。
    楽しみ~(*∩∀∩*)ワクワク♪
    Posted by mamesanmamesan at 2013年01月19日 07:49
    河井寛次郎記念館の書斎に座っているところ様になってますね。
    私も撮っておけばよかった~残念。

    河井寛次郎、ブームですね!
    「陶技始末」お貸しできるようにしますね。
    もう少しお待ちください。

    染付講習会?調子に乗って言ってしまいましたが、
    私で講師が務まるでしょうか?
    今頃不安になってきました!(^^)!
    みなさんの助力をお願いしますね。
    Posted by 桃の花桃の花 at 2013年01月20日 22:15
    桃の花さん

    落ち着かない日々の中、コメントありがとう。
    7年前なのに、随分若く感じます(*´∀`*)

    本、楽しみ~♪
    そして講習会も!!
    染付は多分筆もろくに使えない私ですので
    あきれませんように…。

    落ち着いた日々が送れるようになった
    まだまだ先でいいので
    お気楽に…考えてくださいね。
    Posted by mamesanmamesan at 2013年01月21日 08:54
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    写真一覧をみる

    削除
    陶工 河合寛次郎を想う日
      コメント(4)