手仕事からアートへ

mamesan

2018年01月14日 22:16

現在、大学で週一受講中のデザイン史
言葉を通してデザインを考えるというもの
手仕事から芸術(アート)への階段を昇っていった経緯も同時に学ぶ

それは
決して柳宗悦が提唱した「用の美」などの考えを否定するものではない
名も知らぬ一職人の手から生み出される作品は
それは素晴らしい
では手仕事と芸術の違いは何か?
手を動かす前に頭のなかで構想する段階が加わったこと
それがデザインの始まり
デザインについて深く試行錯誤する
これは一職人の中でも行われているはず
大きな時代の流れで、公に重きをおくようになったということ、評価するようになったということ

大学では
造形、形状、表現、空間…など、毎回ひとつの言葉を取り上げての講義
言葉から世界を広げていく作業は、私的には面白い

ただ
私の学生時代は論文形式のリポート作成など滅多になかったから、課題に対するリポートがちゃんと書けてるかどうかはわからない

話は変わって
昨日最後の釉掛けが終わったオブジェ
二度の化粧、素焼きを終え、後は本焼きを待つのみ


私なりに考えに考えたデザイン、加飾
これが本焼きでどう変身するのやら?
いくらデザイン等を勉強しても
実際に造形するのは私の手、私の決断
なんとか頑張って
アートと呼ばれる作品を目指したいもの

器の絵付けのために始めたボタニカルアート
何年経っても上手くならない
素焼きの間に色を乗せてみたけど
こんな感じ

割れた柘榴はちょっと渋すぎない⁉

今できることはただひとつ
感性を磨くこと

アンテナにかかった本、絵、音楽、映画
可能な限り見ること、触れること

落ち着きないよって言われても
あっちこっち動きまわってやるぞ❗

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