濃い時間を過ごす日々
2年ぶりの作品展(みなつきのうつわ展2015)は
この2年間の出会いが更に重なって
驚くほど沢山の方が訪れてくれている
今回初めて
じっくりと話す機会のできた方も沢山
中でも
昨日会った方は、私の幼い頃を知る人
3才から14才の私を見ていたその人は
製造業を営んでいた実家に住み込みで働いていた
大きなお兄ちゃんのような存在だった
辛い時期があった実家で守ってくれた記憶もある
10数年も近くに住んでいたのに、会うことはなく
ちゃんと話したのは30年ぶりになる
子供だったから覚えていないおぼろげなことを
ひとつひとつ聞いていく
「ああ、そうだったのね」と夢中になる
人の縁は、こんなにも時間が経って密になる
奥さまの顔は覚えてなかったが、奥さまは私のことをよく知っていた
上島で美味しいと評判のパン屋さんオーナーが自慢の息子だ
取材先のオーナーさんも顔を見せてくれるし
東京、横浜、仙台からも友人が駆けつけてくれる
忙しさと幸せのはざまで
濃い時間を過ごしている私です
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